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祝『ゴルゴ13』連載50周年!【毎週一冊『ゴルゴ13』】このゴルゴがすごい!【第12回】第12巻「ナポリの女」

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連載開始50周年を迎えた『ゴルゴ13』のカッコよさを、名前は知っているけど実は読んだことがない......という方へ向けてお届けする本企画。
さいとう・たかを先生が50年の間に紡いできた、名エピソード・名ゼリフを、毎週1冊ずつ単行本を読んでご紹介していきます。時代を越えて、年齢も性別も関係なく人々を魅了する『ゴルゴ13』の面白さに、ぜひ触れてみてください! 


第12回目の「ここがすごい!」ポイントは、ゴルゴのダンディズムプロの流儀がさく裂する、第12巻「ナポリの女」より、表題作のエピソードをピックアップ!



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SPコミックス『ゴルゴ13』第12巻「ナポリの女」(試し読みもできます!)



舞台はイタリア・ナポリ。夏の旅行でも、イタリアに行きたい人は多いですよね。でも、いきなりナイフを投げられるなんてこともありますので、注意が必要です。


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街の少年・ピエトロが投げたナイフをよけてピストルを突きつけるも、自分を狙ったわけでもないと分かり、ゴルゴはその場を立ち去ることに。しかし、ピエトロはピストルを持ったゴルゴを刑事だと勘違い


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少しやつれた表情の母親・シルビーアに連れられて、ピエトロたちが帰ろうというところを、今度はゴルゴが呼び止めて、宿を訪ねたことから、シルビーアの家に下宿をすることになります。


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ゴルゴのために部屋を掃除するシルビーア。そんな彼女を見つめるゴルゴと、子どもながらに何かを感じ取ったピエトロ。往年の名作アメリカ映画『シェーン』や、山田洋次監督作で高倉健主演の『遥かなる山の呼び声』のように、少年とおじさん(ゴルゴ)の関係というものは、ドラマを感じさせます。


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そして『ゴルゴ13』といえば、登場する女性との熱いセックスも必須。ピエトロが寝たのを確認して、ゴルゴのいる部屋へと向かうシルビーアでしたが、ゴルゴもゴルゴで、裸になって待っているという大人の時間を過ごすことに。


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一夜を過ごした後、ベッドにピストルが隠されていることに気づいてしまったシルビーア。彼女にしつこく付きまとうジューゴブから、港でピストル強盗があったことを聞いており、特徴をさらに聞いたことで疑惑が確信に変わります。


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ゴルゴがピストル強盗だと思い、警察へ向かったジューゴブと、それを追うシルビーア。ピエトロも母を追いかけていきます。もちろん、ゴルゴはピストル強盗などではなく、シルビーアとピエトロも無事に家に帰る結果に。そう、ゴルゴの正体はピストル強盗ではなくて――。


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「人はね.........皆、必ずどっかへ行っちまうのさ.........」

陽が昇るたびに人は誰かに出会い、陽が落ちるときに別れていく――。ラストの少年の叫びがいつまでも心に残るドラマが見どころの「ナポリの女」を読んだ後は、ゴルゴの超絶狙撃テクニックが炸裂する「潜入ルート"G3"」も楽しめる第12巻。『ゴルゴ13』は各巻基本的に1話完結のエピソードが綴られているので、この巻から読んでも大丈夫です。ぜひ手に取ってみてくださいね!


【今回のプロ&ダンディーな名言】

今回は、先ほどご紹介した「潜入ルート?G3"」より、依頼人からウォートカ(ウォッカ)をすすめられたゴルゴのこのセリフ。

「ウォッカ1オンスをトマト・ジュースで割ってくれ.........」


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依頼をやってみようということを、物凄くカッコよく言ってのけるゴルゴがめちゃくちゃ渋カッコいいシーン! 20歳以上の方は、BARでゴルゴのマネをして注文してみてはいかがでしょうか。バーテンダーもゴルゴ好きなら、きっとノってくれるはず!? 

次回は第13巻「みな殺しの森」より、お届けします!


(文・加藤真大)

【2018/08/13】

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